スピリチュアル

人生を振り返ったらすごいことに気づいたアラカン

2023年8月16日

星の数ほどあるブログの中から、当ブログにお越しくださりありがとうございます。

 

「老化もまた進化」を合い言葉に還暦女性 の目線で老いの魅力を愛をこめて綴ります。

 

 

振り返りの時

 

見返り美人ならぬ、振り返りアラカン~齢61歳になりましたので、 半生を振り返ってみることにしました。

 

 

この年齢になると、人生いろいろ、はっきり言って精神的にきついことが何度かありまして、精神崩壊してもおかしくないようなレベルでした。

 

 

皆さんも多かれ少なかれ そんな出来事を経験されていますよね?

 

 

一番きつかったのは、やはり身内との別れです。

 

 

人は生まれたら死ぬもの、死に向かって生きているわけです、頭では分かっています。

 

 

死からは、なんぴとたりとも 逃れられないものですが、いざその時になると丸ごと受け入れるにはなかなかどうして容易ではありません。

 

 

そのどん底を乗り越えると人間としての器が一回りも二回りも大きくなり、怖いものなんて何もない!という無双状態になれるのですが・・・

 

 

何はともあれ人生は思いもよらないことの連続で、興味深くもあり、悩ましいものでもあり、だからこそ面白いんです。

 

 

そして、「死」を意識したからこそ、すごいことに気づきました。「生きていることの素晴らしさ」と「現実は自分で創っている」という真実です。

 

 

時薬

 

 

 

この世の終わりかと思うくらい辛いことも、時薬(ときぐすり)、時間薬(じかんぐすり)と昔から言いまして、有難いことに時間とともに悲しみ、辛さは薄まっていくものです。

 

 

人は忘れる生き物、これが功を奏しまして、時とともにだんだんと乗り越えられるようにうまくできています。

 

 

そして、本当にピンチの時には助けてくれる人物が現れたり、新たな道に導かれるような出来事が起きますので本当に素晴らしいのです。これは大発見です。

 

 

ですので、あきめずに 焦らずに。そんな中でも食べて寝て、仕事や家事をして淡々と過ごすことが大切です。

 

 

間違っても自暴自棄になって変な行動をしなでください。家に引きこもって寝ていられるなら、そうしたほうがいいくらいです。

 

 

そのうち こんなことに気づくはずです。

 

 

心はズタボロなのに、心臓は動き続ける、お腹はすくし、爪は伸びるし、髪も伸びるし、からだは生きようとしている

 

 

生かされている命!

 

 

ここに気づくと、からだに引っ張られるように生きる力が湧いてくるんですね。心が悲しみにばかりとらわれなくなって、視界が広がるように心の視野も広がって、風向きが変わってきます。

 

 

からだは優秀ですよ、生涯をともにする大事な相棒なんです。大切に労わってあげましょうね。

 

 

あなたにとっては国宝級の宝

 

 

あなたの面白い人生をこれからともに歩んでくれるからだに感謝を込めて、ハグして、なでなでしてあげませんか?

 

 

からだは 60兆個もの細胞でできていると言います。その一つひとつが活き活きと働いてくれています。365日1秒も 休まずにです。

 

 

その細胞の一つひとつがピカピカと輝いているイメージをしてみるといいですよ。 からだが喜びます。

 

 

あなたも、尊敬している人があなたの仕事ぶりを見ていて、褒めてくれたらうれしいですよね。そんな感じです。

 

 

自分が創りだした現実という真実

 

さて、どんなに困難な状況でも、からだは生きようとしてくれる素晴らしい存在なのはわかりましたが、それにしても人生には辛いことがつきものです・・・

 

 

ですがその現実、自分で創っているとしたら、あなたはどう思いますか?

 

 

たとえば、ポジティブな考え方をすれば、良い出来事が起こりやすくなり、ネガティブな考え方だと良くない出来事が引き寄せられるという「引き寄せの法則」のことでしょうか…

 

 

あなたの内側で起きていることに気づき、どんな考え方を選ぶかで目の前の現実を変えることができる。それが「自分で現実を創造する」ということの深い意味…

 

 

それも一理ありますが、もっとスピリチュアル寄りの考え方をしてみましょう。苦手な人はここでストップしてくださいね。

 

 

わたしたちは生まれる前に大まかな人生の計画を創ってきていると言われます。

 

 

人生の辛い出来事は、そのシナリオの一部であり、そこから何を学び、成長につなげるかがとても大事なのです。細かなことは自由意志に任されているとも言われます。

 

 

試練の嵐の最中にはわからなくても、振り返ってみると「あの時の痛みがわたしをより深いレベルで成長させてくれた」と後になって理解できるのものなのです。

 

 

それにしてもにわかには信じられないし、信じたくないです。この現実を自分で創造しているなんて。

 

 

ただ、この考え方を全面的に受け入れてしまうと、「辛い出来事は自分が選んだんだから、すべては自分の責任だ」を自分を責めてしまう危険性もあります。

 

 

ですが、この考え方の真髄は、「責任」ではなく、魂の成長にあります。

 

 

あなたが選んだのは「学びの機会」であり、それが時に苦しみとして現れることもあるということです。

 

 

辛い出来事が降りかかってきた時、その背後にある「何かを学ぶためのチャンス」としてとらえ、自分を責めるのではなく、それにどう対処していくかに焦点を当てることができると合格なのでしょう。

 

 

ただ辛い、辛いだけではなく---辛いという感情を味わい尽くすことも含まれているかもしれませんが---もっと深い意味が隠されているに違いないと発想を変えることです。

 

 

すべては魂の成長のための学び

 

 

あなたがこの世界に生まれてきたのが魂の成長のためだとすると・・・

 

 

容姿端麗で頭脳明晰、健康に恵まれ、家族仲も良く、人間関係のトラブルなし、悩みもそれほどない順風満帆の人生に果たして学びの機会はあるのでしょうか。

 

 

一方で、辛い人間関係や病気、手痛い失敗など、避けたいと思うような困難な状況や出来事の多い人生の意味は・・・

 

 

それらの経験を通してはじめて、深い理解や知恵、そして愛を学ぶことができるとしたら、あなたの勇敢な魂は迷わず困難な人生を選ぶでしょう。

 

 

また、直感や内なる声は、あなたが望む現実を創造するための道しるべになることが多いですから、心を静め、自分自身に問いかけてみてくださいね。

 

 

今あなたに必要な何か生きるヒントのようなものに導かれるかもしれません。

 

 

まとめますと、辛い出来事を素直に受け入れて、その背後にある途轍もない大きな学びを信じてみてほしいです。

 

 

物事には光と闇の両面あります。一見、闇しかないような出来事の中に光を見つけられたら、それはあなたにとってかけがえのない宝物を手にしたことになります。

 

 

若い時にはちっとも理解できませんでしたが、この齢になってようやくわかることもあるのですね。

 

 

もし、そんなものかなぁと少しでも感じていただけるとこの記事を書いているかいがあるというものです。なにか辛い出来事があった時に思い出してくださるとうれしいです。

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

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