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春分の日に現れたダブルレインボーの深い意味とは?

2024年3月22日

星の数ほどあるブログの中から、当ブログにお越しくださりありがとうございます。

 

 

「老化もまた進化」を合い言葉に明るく生きるためのヒントを愛を込めて綴ります。

 

 

空に虹を見つけると、とてもラッキーな気がしますよね。さらにそれがに2重だったらなおさらです。

 

 

「二重虹」の読み方は「ふたえにじ」。別名「ダブルレインボー」と呼ばれ、世界中で幸運のシンボルとされています。

 

 

ダブルレインボーを見ました。それも春分の日の夕方です。

 

 

そんな意味ありげに現れたダブルレインボーの意味や言い伝え、その魅力を紐解いていきましょう。

 

 

それが何を意味しているのかを探ることも大事ですが、いちばん大事なのは「あなたがどう感じるか・・・」なのです。何かピンとくるメッセージがあれば幸いです。

 

 

マリモのチャンネル

 

 

ダブルレインボーが現れるしくみ

 

 

ダブルレインボーには、最初に現れる虹と、それを反射して映し出す虹とがあります。

 

前者は主虹(しゅこう、しゅにじ)、後者を副虹(ふくこう、ふくにじ)と言います。

 

主虹はひとつですが、副虹は無数にあります。ただし人間の眼で捉えられるのはせいぜいトリプルレインボーまでです。

 

 

また、主虹の色の順番は太陽光の波長の長さの順に「赤、オレンジ、黄、緑、水色、青、紫」となりますが、副虹は反転します。

 

 

ダブルレインボーの見つけ方ですが、普通の虹と同じように、太陽と反対側にできるので、雨上がりの空で太陽を背にした方向を意識して空を見上げると見つけやすいです。

 

 

ダブルに見えるためには、雨が強かったこと、日差しが強いことも大切。また、副虹は色が薄くぼんやりと現れるため、背後が暗めだったり、空の青色が濃い方が見られる確率が高くなります。

 

 

スピリチュアル的な意味

 

 

主虹:物質的な世界、物理的な現実の象徴。現在の人生状況。

 

副虹:精神世界の象徴。より高い意識、スピリチュアルな目標や夢。

 

 

つまり、物質世界と精神世界の融合とバランスを表しているのがダブルレインボーです。

 

 

二つのレインボーが共存することで、物質的な世界とスピリチュアルな世界の間の橋渡しを示唆しているとも言えます。

 

 

ダブルレインボーに遭遇すると、自己発見、成長そして進化の機会が生まれ、更に、平和、繁栄、豊かさ、神聖さ、成功のエネルギーをもたらす、と言われています。

 

 

あなたが何かについて悩んでいたり、新しいスタートを切るのに迷っている場合、ダブルレインボーはポジティブな前兆として捉えることができるでしょう。

 

次のような意味もあります。

 

卒業と祝福

「卒業」の意味は、あなたの中で一つの人生のサイクルが終了し、次のステップに進むことができるというサインです。新しい可能性にチャレンジするタイミングを伝えてくれているのです。

 

 

「祝福」の意味は、これからあなたに訪れる幸せを天がお祝いしてくれているということです。このサインは、仕事での昇進や結婚、出産など、あなたの前に、祝福に満ちた新しい世界が広がっていくことを表しています。

 

 

人生の好転

「ダブルレインボーを見た後は、人生が好転していく」という言い伝えがあります。

 

 

頑張っているけど認められない事やなかなか成果が出ない事がもうすぐ上手くいくようになるというサインです。

 

 

今はどしゃ降りの雨の中にいるような辛い状況かもしれませんが、もうすぐその状況は好転し、雨上がり虹のように晴れやかな気分になることを伝えてくれているのです。

 

 

ハワイのことわざ

「No Rain, No Rainbow」

 

 

この言葉は、雨が降らなければ虹は出ない、雨という試練があってこその美しい虹「これから良いことがきっと起きるよ、 そのための雨なんだ。」 そんな意味が込められているそうです。

 

 

 

天使からのメッセージ

天使からの「エンジェルサイン」とも言われています。ダブルレインボーは「もうすぐあなたの願いが叶い、幸せが訪れますよ」という天使のメッセージを届けてくれています。

 

 

メッセージをくれた天使に感謝して、もうすぐ訪れる幸運を楽しみにしてくださいね。

 

 

それぞれの意味

ダブルレインボーを目の当たりにした時の感情や直感は、人それぞれです。

 

 

新しい始まり・前向きな変容・希望のしるし・内なる覚醒など、何か特別な感情を覚えたり、何かに気づいたりした場合は、それがあなたにとってのメッセージなのです。

 

 

自然界からの贈り物として、その瞬間を楽しみ、ポジティブな変化や新たな始まりへの準備をしてくださいね。

 

 

ダブルレインボー・世界の言い伝え

虹に対しては、世界各国で、特別で前向きな感覚を持っているようです。「幸運が訪れる」「運気上昇」「物事が好転する」しかも、ダブルで現れた場合、その意味合いがいっそう強まるようです。

 

 

幸せの予兆

 

ハワイ語で、虹は「Ānuenue(アーヌエヌエまたはアヌエヌエ)」や「ao akua(アオ アクア)」といいます。

 

アーヌエヌエが目の前に見えている大きくカラフルな虹を意味するのに対し、アオアクアは抽象的に「神聖な虹の光」といったイメージで使われることが多いようです。

 

ハワイは常夏の島なので、スコールの後にすぐ太陽が出て、虹を見やすい環境にあります。それでもダブルレインボーは珍しい現象で「幸せの予兆」という言い伝えがあります。

 

観光客が滞在中にダブルレインボーを見ると、必ず再びハワイに訪れることができる、とも言われています。

 

吉兆のサイン

 

東洋でも、「願望実現やこの先の成功を表す吉兆」とされています。

 

虹は龍の化身とも言われており、虹は暗い色と明るい色が結合していることから「陰陽の統合=調和の象徴」ともされています。

 

ダブルレインボーは、特に良い運気のサインとされ、平和と繁栄をもたらすと考えられています。

 

また、七色の虹を七福神になぞらえて「長寿・人望・清廉・商売繁盛・威光・財富・愛敬」を表すともされています。

 

日本神話では、イザナギとイザナミが下界にくる時に使ったのが虹の橋。

 

中国で虹は、龍になる大蛇が天と地を結ぶ時に現れる。「虫」は蛇を表し、「工」は結ぶ・作る・技といった意味を持つので、「虹」という文字が生まれたそうです。

 

虹の根元に宝がある

ヨーロッパでは虹の根元には金のカップがあり、虹が消える前にそのカップを手に入れると一生幸運に恵まれると言われています。

 

 

ドイツの伝承では、虹は水を飲みに天から現れるもので、虹が水を飲んでいる間に虹の根元にたどり着けば、金のカップを手に入れることができるとされています。

 

金のカップは持ち主に一生、幸運をもたらし、手放すとたちまち不幸に見舞われるとか。

 

 

フランスやブルガリアでも同様の話があり、アイルランド神話では、虹の足元に隠されているのは金の壺。

 

 

ネイティブアメリカンの言い伝え

いくつかのネイティブアメリカンの伝統では、ダブルレインボーは精霊や先祖からのメッセージと見なされることがあります。

 

特に、二つのレインボーが対話しているように見える場合、それは調和とコミュニケーションの象徴とされます。

 

先住民ナバホ族の伝統では、虹は「精霊の道」の意。神聖な砂絵にも多く描かれています。

 

ケルトの伝承

ケルトの伝承では、レインボーは別の世界への門と見なされることがあります。ダブルレインボーは、このような神秘的な通過点の強化や、霊的なメッセージが二重にあることを示しているとされます。

 

キリスト教

聖書の中でレインボーは神と人類との間の契約のシンボルとして現れます。ダブルレインボーは、この契約の強化と考える人もいます。

 

これらの伝承は、虹が多くの文化において特別な意味を持ち、人々に希望やインスピレーションを与える象徴であることを示しています。

 

悪い言い伝え

一方、ダブルレインボーにも悪い言い伝えはあるのでしょうか?物事には両面ありますからね。

 

大部分は、ポジティブなものですが、特定の文化や地域、時代によっては、異なる意味を持つことがあります。

 

例えば、一部の伝統では、自然現象が通常とは異なる形で現れる場合(通常よりも鮮やかな色、異常な位置など)、それは自然界のバランスが崩れているサインと解釈されることがあります。

 

そのため、ダブルレインボーが予期せぬ変化や不確実性の象徴と見なされる場合もあるのです。

 

古代の日本では、虹は不吉なものとされていました。虹の語源は諸説ありますが、『万葉集』では、虹は『ヌジ』、平安時代初期の説話集『日本霊異記』では『ニジ』とあり、池や沼にいる主(ぬし)の語源と一緒という説があります。

 

昔の人は、虹を恐ろしい霊物に例えていたのでしょう。

 

また、沖縄では、虹は「雨呑み者(アミヌミヤー)」と呼ばれる赤まだらの蛇だとされていました。

 

このアメヌミヤーが天の泉の水を飲んでしまうため、下界に雨が降らなくなるという言い伝えがありました。すなわち、虹は干ばつの前触れと思われ、不吉なものとされていたのです。

 

アイヌ民族は虹を「ラヨチ」呼び、魔物として恐れ、見たり指を指してはいけないとか。美しいものに魔物が惹きつけられる(狙う)という考え方と関係すると指摘している人もいます。

 

また、アイヌ語で魂をラマッ、死ぬことをライといい、ラ音には不吉な意味が含まれるそうです。

 

このように昔の人は、この不思議な現象に恐れおののき、あがめてもきましたが、虹のメカニズムが解明されている現在においては、神秘的で喜ばしいことと捉えてよいでしょう。

 

何か不安なメッセージを感じた場合は、それが何を意味しているのか、自分自身の内面と対話する良い機会かもしれません。あなたにとって何が真実であるかを見極めることが大切です。

 

 

春分の日とダブルレインボー

 

春分の日は、太陽が真東から出て真西に沈む日、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日です。「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」とされ、自然界のバランスと調和の象徴です。

 

 

新しい始まり、再生、そして成長の時期を意味し、多くの文化や宗教で祝われています。

 

 

また、浄土思想では、極楽浄土は西方にあります。秋分の日と同様、「此岸と彼岸が最も通じやすい日」と考えられたことから、この日に西に向かって拝むと、功徳が施されるとも信じられています。

 

 

もともと、この時期はお彼岸で、先祖を供養する日でもあります。ご先祖様への感謝の意味を込め、お墓参りや仏壇の掃除、お供えなどの供養を行い、それにあわせて自分自身の日頃の行いを振り返り、見つめ直すのが古くからの習わしです。

 

 

虹は、夕方の場合だと決まって現れるのは東の空、そして、西の空には沈みかけている太陽が燦然と輝いているものです。確かに、この日も、西の太陽は黄金色に輝いていて、極楽浄土感がありましたね。

 

 

その時は純粋に綺麗だなぁとうっとり観ていただけでした。後で気になって調べてみたところ、春分の日とダブルレインボーの意外な共通点を見つけたのです。

 

 

ダブルレインボーの深い意味

 

じつは、ダブルレインボーは、天界や精神的な世界と地上の世界との間の架け橋と見なされてることから、死者への慰めという意味もあるのです。

 

 

亡き人への思いや悲しみに対する天界からの慰めのメッセージと解釈することもできます。

 

 

ダブルレインボーの美しさとその希少性は、悲しみの中にある人に愛や希望、平和といった癒やしをもたらしてくれるでしょう。

 

 

目に見える現実世界と背中合わせのように存在する目に見えない精神世界。その両側面のバランスと調和が大切です。

 

 

普段あまり意識しないかもしれませんが、精神世界に意識を向けることで、今は亡き大切な人が見守ってくれている、ただ、目に見えないだけ。

 

 

そして、こちらからも、いつも想っているよと、伝えることができるのです。

 

 

自然界を通して、そんながメッセージを受け取りました。

 

 

この記事には、ダブルレインボーの画像を多数貼り付けました。 AI に書いてもらった絵やPixabayからダウンロードしたロイヤリイティフリーの写真など。

 

 

実際の体感には及びませんが、何か感じるものはありましたでしょうか?

 

 

自然の美しさに感謝し、その瞬間に何を感じ、何を思ったのかを意識することで、その深い意味を理解する手助けになることでしょう。

 

 

あなたの目標や夢に向かって進むためのエネルギーやインスピレーション、何かしらのヒントにつながれば幸いです。

 

 

とはいえ、ダブルレインボーは、条件が整ったときに初めて見ることのできる珍しい現象です。短い時間、姿を現すものだからこそ、そこに意味を見出したくなるものなのですね。

 

 

あなたの大切な時間を使ってお読みいただきありがとうございました。

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