星の数ほどあるブログの中から、当ブログにお越しくださりありがとうございます。
「老化もまた進化」を合い言葉に明るく生きるためのヒントを愛を込めて綴ります。
「ゆるさなきゃ」を「ゆるし」へ。心がやすらかになるお話です。
『ゆるすということ』ジェラルド G ジャンポルスキー=著 大内博=訳 詩のような美しい文章です。その一部をご紹介します。
ゆるすことは幸せになるための処方箋
ゆるさないことは苦しむための処方箋
苦しみの原因が何であれ 苦しみにはすべて「ゆるさない」という種が宿ってはいないだろうか?
復讐の念を燃やしつづけ 愛や共感を出し惜しみすれば 健康を害し 免疫が低下することは間違いない
ゆるしとは 怖れに満ちた過去に こだわりつづけるのをやめること
ゆるしとは 古傷を引っかいて 血を流し続けるのをやめること
ゆるしとは 過去の影に惑わされることなく いまこの瞬間に100パーセント生き 100パーセント愛すること
人間は単なる肉体ではなくスピリチュアルな存在で、肉体は仮の宿だと考える
生命と愛は同じもので、永遠かもしれないと思いをめぐらす
自分を哀れんでも無意味だと知る
あら探しは無意味だと知る
正しさより幸せを選ぶ
被害者としてふるまうのをやめる
心の安らぎだけを、目標にする
出会う人みんなを、ゆるしを教えてくれる教師とみなす
恨みつづけたり、絶対にゆるさないと決めつけると自分が苦しいだけだと考える
今この瞬間の心の苦しみは、自分自身の思いが生み出していると認める
心に浮かべる思いは、自分で選べると信じる
怒りにしがみついていると、本当の望みは叶わないと信じる
何かを決める時は、怖れではなく愛に基づいて決める。何よりも自分自身のために
自分を罰するなんて無意味だと考える
私は幸せになる権利があると信じる
相手は私を攻撃したのではなく、恐怖におびえて愛を求めているのだと考える
出会う人みんなのなかに、無邪気な子どもの光を見いだす。見かけがどうあろうと、どんなひどい人であろうと
自分のなかに無邪気な子どもの光を見いだす
過去の傷ではなく、恵みを数える
裁きの思いを手放すと、どんな素晴らしいことがあるか、探す
愛はこの世で最も素晴らしい特効薬だと信じる
出会う人すべてを、忍耐を教えてくれる教師と見なす
ゆるしが幸せの鍵だと信じる
「記憶を消す霊薬」で、愛された記憶以外を消し去れると信じる
ゆるしたくないという思いはブーメランのように自分に返ってくる。そんな苦しみとはさよならすると決意する
ゆるしたい人に手紙を書く。心のうちをありのままに書き、投函せずに破り捨てる
詩を書くのも、ゆるしに役立つかもしれない。思っていること、感じていることを、飾らずにぞんぶんに表現する
ゆるしとはただ心の安らぎだけが目標であり、他人を変えたり罰することではないと、理解する
自分を傷つけた人を、ゆるしとは何かを教えてくれる最良の教師と見なす
他人をゆるすとき、実は自分がゆるされているのだという真実を思い出す
自分のためだけでなく他人のためにも祝福し、祈り、そのことを大切に考える
ゆるすことは、その人の行動に同意するものでも、人を傷つける行動を肯定するものでもないということを、思い出す
ゆるしがもたらす喜びと心の安らぎを楽しむ。穏やかさと優しさは、ゆるしのきょうだいだ。ゆるせば、人生の重荷がうんと軽くなる
ゆるしには、早すぎることも遅すぎることもない
ゆるすにはどれだけの時間が 必要だろうか? それはあなたの価値観しだい
絶対に無理だと信じるなら 絶対に起こらない 半年かかると信じるなら 半年かかる
一秒ですむと信じるなら 一秒ですむ
私は心から信じている
一人ひとりが
自分も含めてすべての人を
完全にゆるせるようになったとき
世界は本当に平和になるということを
抜粋おわり
きっと、ピンとくるフレーズがあったのではないでしょうか。
ゆるしが幸せの鍵だと信じる
ゆるしについて、今深刻に悩んでいる人 ちょっと聞いて〜もしかしたら、ゆるしというアクティビティを体験したいがために地球に来ているかもしれませんよ。何ゆーてるのマリモは(●`ε´●)ですよね~
ゆるしってどんなものなのか、シナリオどおりに順調に進んでいて、あともう少しまで来てるんじゃないかと。
そもそも、ゆるすべき存在なんていないですし、あなたは誰からも傷つけられることもないんです。けどね、忘れてしまってドツボにはまっているだけなんです。
あなたの感情を良くも悪くも揺さぶってくる相手には意味があります。
とくにあなたに何かしらの悪さを仕掛けてくる人は、生まれる前に約束してきた光の存在かもしれません。
あなたに悪さをして悩ませる役割をかってでてくれた勇気ある魂なのです。
そんなこと有り得ないと思うか、いや待てよ、もしそうだったら・・・と少し考えを巡らすのもありですよ。
他人なら一時の付き合いですが、それが身内の場合はそうもいきません。一生、悩まされることになります。その悩みは、視点を変えない限り消えないでしょう。
私たちは視点を変えるために、いろんな本を読んだり 、動画を見たり、誰かの話を聞きにセミナーや講演会に出かけたり、旅に出たり、カウンセリングを受けたり、いろいろな行動をします。
楽になりたいからです。それもゆるしのプロセスでしょう。
マリモの母は毒親ではないけど毒舌なんです。
そんな言い方止めてほしいと手紙で訴えたこともありましたが、への河童だよ~んというツワモノです。
相手を変えようとしていたんですね。当然、そんなことで変わるはずもなく。時間はかかりましたが、今は心から感謝しています。
「出会う人みんなを、ゆるしを教えてくれる教師とみなす」
「自分を傷つけた人を、ゆるしとは何かを教えてくれる最良の教師と見なす」
「母はゆるしを教えてくれる最良の教師、勇気ある光の存在、教えてくれてありがとう」という視点に変わったからです。
もっと言えば、最良な教師は外にいるんじゃなくて、 あなたの心の奥底にいることを理解するのが目的だったりするのです。
もともと自分の中にあった怒りのエネルギーが、相手によって引き出されたのです。浄化してほしくて出てきていると思うと急に愛着がわいてきます。
そして、エネルギーは変換できます。「ありがとう、やっと気づいたよ、それもこれも私のためだったんだね。
魂がレベルアップしたよ、ほんとにありがとうございます」という愛と感謝のエネルギーに導いてくれるのがあなたの中の最良なる自己という教師なのです。
絶対に無理だと信じるなら絶対に起こらない、半年かかると信じるなら半年かかる、一秒ですむと信じるなら一秒ですみます。
「ゆるし」を選ぶかどうかはあなた次第、決めるのはあなたです。
あなたの大切な時間を使ってお読みいただきありがとうございました。