「老化もまた進化」を合い言葉に、還暦女性の目線から、老いの魅力を愛をこめて綴ります。
とても辛い 心境に陥った時、役に立ったのはテレビを消すことでした。
現実を直視するのは辛いこともありますが、それから逃げていては何も始まりません。
この現実は確かに辛い・・・マリモの場合は大切な家族を亡くし、そういうことが立て続けに起きたことです。そういうお年頃というか、年廻りなんでしょうね。
ですがその現実、自分で創っています。創造しているのです。
この真実を知った時、本当にびっくりしました。ショックでした。そんなこと、ウソだと思いたかったです。
ですが、真実でした。
そういうことに気づけたのも、テレビを消したからかもしれないです。
単なる広告媒体
テレビから流れる情報がただただ騒々しくて、雑音にしか聞こえませんでした。テレビは受け身の姿勢で見るものです。
本当は、知りたい時に知りたい情報を探す、癒されたい音楽を自ら探す、そのほうが自然です。今はネットも普及していますし。
そして、テレビから流れる情報は刺激的です。時に心を揺さぶられたり、 怒りがわいてきたり、面白かったり、興味をそそられたりします。
ですがそれって....
スポンサーが商品を売り込むための仕組まれたコンテンツ、ショップチャンネルみたいなものです。
支配層による支配層のためのスポンサー ありきのコンテンツで、視聴者の感情をかき乱します。しかもスポンサーにとって都合の悪いことはいっさい放送されません。
感情が動いて、消費をうながす仕掛けです。深く考えることがないまま、また次の情報が流れてくる、そんなベルトコンベアのような流れの中では、脳が混乱してしまいます。
情報が多すぎるのです
混乱した脳は、ただただ情報に反応し、欲求のままに消費行動を続けます。しかも その欲求は、本来のあなたの欲求ではなく、仕組まれた欲求です。
すごく優秀なプロのエリート集団が練り上げた仕掛けですので、かなうはずがありません。おそろしいシステムですね。
信じる信じないの話ではありません。それが現実です。
それを知るか、知らないか、そんな小さな違いが、のちに大きな差を生みます。
大衆を誘導
じつは、テレビから流れる情報のすべては一般労働者向けのコンテンツです。
働く人はカッコイイ、日本を支えている!と鼓舞しながら正しい社員になるための教育をしているというわけです。
また、この食べ物には健康に良い栄養素がたくさん含まれていますよ。この健康食品が良いですよ、このサプリもいかがですか、と宣伝します。
スポーツ観戦しながら、これ飲みましょう!スカッとしますよ。この新型車、素敵でしょう、こんな家にすみたいですよね!ご家族もきっと喜びますよ!
アニバーサリーにはこんなアクセサリーはいかが? 時には豪華なディナー、リゾート地への旅もおすすめです。
あなたにはこれが足りない、だからプラス、プラス、もっとプラスすれば幸せになれますよ。
本当でしょうか?
ハンバーガーを単品で注文すると、ご一緒にポテトはいかがですか〜 ^_^ そんなノリです。
あなたにはその価値があるなんて心をくすぐりますが、大衆に意識付けしたいことを流し続けています。「消費しなさい」 と命令しているようなものです。
さらに最近は、ネガティブな情報があからさまになってきて、不安や恐怖を抱くことが多くなりました。大衆はすでに脳が混乱していますから 、何の疑問ももたずその命令に従うことになります。
テレビからの情報を鵜呑みにしてきた中高年にとっては、つねに緊張状態が強いられます。早晩、病気が待ち受けています。
今や 生活習慣病、うつ病、認知症など様々な健康問題に直面しています。
テレビを消して自分と向き合う
テレビを鵜呑みにすれば、物事を深く考えないで済みます。現実逃避ができます。楽です。
問題を先送りすることで、その時は楽にもなれます。テレビは、暇つぶしにもなりますが、暇をつぶしてる場合でしょうか。
それに何の意味があるのか?と気づきましょう。
カオスな状態の脳は、正しい判断ができないことを物語っています。この状態は支配者層には好都合です。
大衆を意のままに操れるから
約9割以上が すでに支配層からマインドコントロールされています。広告戦略に操られて無駄なものを買わされ続けています。お金がなくなって、また馬車馬の如く働きます。貧乏まっしぐらなのです。
流石に大衆も気づき始めました。テレビの情報は無駄で嘘ばかりだと。
ここから抜け出すには
まずはテレビを消しましょう
誰からも支配されることなく、本来のあなたを取り戻すために。孤独だけど豊かな時間をもつために。
それはそれはとても貴重な時間です 。
自分と向き合うことができます。
現実を直視するのは辛いこともありますが、あなたが創造している現実に気づき、もっとシンプルに変えていきましょう。
あなたには足りないものなんてない、だから引く、引く、玉ねぎの皮をむくように、もっと引き算すれば幸せになれます。
手始めにテレビをつけっぱなしにしたり、だらだら見たりすることをやめてみると、何が起こるでしょうか。
わたしたち中高年は、引き算の考え方でより生き生きと輝けるのです
マリモに起こった変化
さいごに、わたしにどんな変化が起こったのかご紹介します。一言でいうと頭の中がクリアになり、時間とお金が余りました。
以前はあれも足りない、これも足りないという思考でしたが、今は「これは本当に必要なのか?」と立ち止まって考えるようになり、無駄な衝動買いや消費が減りました。
時間が余るので「自分と向き合う」ことにつかいます。心の中にある感情や考えに気づくことができました。
内省(内なる自己を見つめること)の時間が増え、今この瞬間はとても充たされている、足りないものなんてないと気づき、感謝の気持ちがわいてきます。
そして、静かな時間は、創造的な思考や直感を高めてくれます。
自由に考えを巡らせたり、何か新しいアイデアが浮かんだり、思わぬ解決策が見つかることもあります。ブログに取り組む時間が増え、自己表現の幅が広がりました。
小さなことですが、晩ご飯の準備もメニューも決まらないまま台所に立つと、からだが勝手に動きチョチョイのちょいです。
一つのことに集中できるようになりました。読書や瞑想、または手作業に集中することで、深い集中状態に入りやすくなり、結果として日常生活や仕事の効率がアップしたのです。
たまにテレビを見ると、頻繁なコマーシャルや場面転換によって、注意力が散漫になり集中力が途切れやすくなることに気づけます。
また、テレビを見ながらの食事を一切やめたことで、家族とより深いコミュニケーションを取れるようになりました。
たとえば、言った、言わない、などのしょうもない小競り合いが減りました (*^^*)
とくに家族との絆を深めたい場合、この小さな習慣は大きな効果をもたらします。ただし、それ以外の時間で家族がテレビを見るのは邪魔しません。
さらに、気づかないうちに心が乱されたり、余計なストレスを感じることが激減したのも、意識的に不安や恐怖を煽るニュースや刺激的なコンテンツから距離を置いたからです。
おかげさまで、雑音が減り平穏な時間が増え、その時間を瞑想や深呼吸、自然に触れたり、散歩などでリフレッシュしています。
それでもどうしても見たい番組は録画していますし、テレビを見ない分、スマホで動画やゲームを楽しむことも多いです。自分のペースでOKなんです。
さいごに、現実は自分で創造しているという新たな気づきについては、「人生を振り返ったらすごいことに気づいたアラカン」をご覧いただけると幸いです。
まとめますと、テレビを消して自分と向き合うことは、人生を意識的にコントロールするための第一歩なのでした。
あなたにも、より良い変化が起きますように心より願っています。
お読みくださりありがとうございました。