星の数ほどあるブログの中から、当ブログにお越しくださりありがとうございます。「老化もまた進化」を合い言葉に明るく生きるためのヒントを愛を込めて綴ります。
いよいよ、Vol.4~カネコちゃんの親戚・ゼニー叔母さんの登場です!
今回のテーマは「外貨と仲良くなる方法」──難しそうでちょっと距離を感じる“外貨”の世界をゼニー叔母さんの登場でぐっと親しみやすく、シュールかつ実用的にまとめてみました💼🌍
ゼニー叔母さんが来日!?
〜外貨と仲良くなる方法〜
こんにちは、マリモです。
今回はカネコちゃんの“親戚筋”が登場します。
彼女の名は──
ゼニー叔母さん(海外在住)
💴「アンタ、日本ばっかりでくすぶってんじゃないよ。
たまには外の空気、吸いなさいよ」
……初っ端からクセ強め。
ゼニー叔母さん、プロフィール
- 名前:ゼニー叔母さん
- 出身地:国際通貨村
- 通貨:外貨オンリー(円は使えない)
- 性格:合理主義で情報通。だけど人情にも弱い。
💴「あたしら、為替レートで気分変わるからね。日本の円が弱ると、ちょっとツンケンしちゃうけど悪気はないのよ」
「外貨ってなんだか怖い」そんな思い込みをぶち壊す
私たち日本人の多くは、
「為替?」「ドル建て?」「スプレッド??」と聞くと、思考停止モードになりがち。
でもゼニー叔母さんは、こう言います。
💴「アンタたち、知らないだけでビビってんじゃないの。あたしら、別にコワモテの金融商品じゃないわよ。
むしろ、アンタの資産を世界旅行に連れてってやろうってだけの話なの」
……世界旅行!!?
円だけじゃ、足りない時代になってきてるのよ
💴「だってさアンタ、日本円ってば最近、ちょっと元気ないでしょ?
“円安”って、つまり“あたしら(外貨)の出番”ってことなのよ」
ゼニー叔母さんによれば、円だけに頼るのは、全財産をタンスに入れて寝るようなものだそうです。
💴「タンスが燃えたら終わりでしょ?
でも、あたし(外貨)を分散して持ってれば、どっかの国が火事でも、他で生き延びられるのよ」
……なるほど、その発想はなかったわ。
でも、ちょっと分かりにくいですよね。超やさしく&たとえ話付きで説明してもらいましょう🍵
💴「円安って、外貨の出番よ!」の理由を解説するわよ by ゼニー叔母さん
💡まず「円安」ってどういうこと?
たとえば:
* 昔は 1ドル=100円
* 今は 1ドル=150円
つまり「同じ1ドルを手に入れるのに、前よりも多くの円が必要になった」=円の価値が下がった(円安)ってこと。
🧺たとえ話:スーパーで買い物
昔:🍎1個(=1ドル)=100円
今(円安):🍎1個(=1ドル)=150円
つまり、同じリンゴでも日本円で買うと高くなったんです。
じゃあ、なんで「円安=外貨の出番」なの?
理由はズバリ、
🌍 「外貨を持っていたほうが“価値あるお金”になるから」です!
たとえば、あなたが米ドル建てMMFを持っていたとします:
昔:1ドル=100円のときに1ドル分の外貨を買った
今:1ドル=150円になった(円安)
💴その1ドルは、円に戻すと150円になる!
つまり、円安になると「外貨の価値が上がる(円に換えると得)」なんです。
🍵ゼニー叔母さんの一言解説:
💴「円安ってのは、“円の元気がなくなる”ってこと。
だから、あたし(外貨)をちょっと持っておくと、
“どっこい、こっちは元気でっせ〜!”ってバランス取ってくれるのよ」
🔑まとめ:円だけだとリスクが高い時代。外貨は「通貨の分散投資」になる
* 今後も円がどんどん安くなる可能性がある
* 円だけに頼ってると、資産の実質的な価値が下がる可能性がある
* 外貨(米ドルなど)も持っておくことで、リスク分散になる
……そうなのか、マリモが「からっきし外貨ダメ!」って思ってたのは、おそらく“為替の仕組みがややこしくて怖い”からだったと思います。
でも本質はとてもシンプル。
💴「円が弱ってるときは、あたしら(外貨)で補う。
元気なとこに分散しとくのがコツなのよ、人生もお金も」
…そんなゼニー叔母さんの声が聞こえてきませんか?(笑)
外貨と仲良くなるための“初デート”
ゼニー叔母さんのおすすめ:
「外貨預金じゃなくて、まずは外貨建てMMF(マネー・マーケット・ファンド)から始めなさい」
💴「外貨預金は手数料が高いのよ。でもMMFはコストが低くて、流動性もある。
ほら、最初のデートにはちょうどいいでしょう?」
そして一番大事なポイントが、これ。
💴「“儲かるかどうか”じゃなくて、“仲良くなれるかどうか”で見なさいな」
……お金に対する目線が変わると、付き合い方も変わるんですね。
MMF(マネー・マーケット・ファンド)については、あくまでも選択肢の一つとして紹介しましたが興味のある方はぜひ調べてみてくださいね。
🕰円高バブル時代の日本人と“爆買い現象”
💡じゃあ、逆に聞きますけど、円高になるとどうなるの?
たとえば…
* 昔:1ドル = 150円(円安)
* 今:1ドル = 100円(円高)
というふうに、「同じ1ドルが、より少ない円で買える」=円の価値が上がっている状態です。
🍎たとえ話:リンゴ買いに行ったらセールだった!
* 昨日は:🍎1個=150円
* 今日はセール:🍎1個=100円✨
つまり、円が強くなると、外国のお金(ドル)が安く手に入る!
=「外貨を買うなら、円高のほうがトク」なんです。
💴ゼニー叔母さん曰く:
「アンタ、セールの日に買い物するタイプでしょ?外貨も一緒よ。円が強いときに仕入れとくのが賢いのよ」
😢でも注意:外貨を持ってた場合は“損”になることも
たとえば、以前…
* 1ドル=150円のときに、1ドル分の外貨を持っていた
* それを円に戻したら、1ドル=100円になっていた(=円高)
このとき、損しちゃうことになります。
つまり:
外貨を買う → 円高のとき◎(安く買える)
外貨を売る(円に戻す)→ 円高のとき×(安くしか戻らない)
💴ゼニー叔母さんのひとこと:
「あたしら(外貨)を“短期勝負”で転がそうとするから傷つくのよ〜!
育てるつもりで、長〜く持ってちょうだいな」
✅大切なのは“為替に一喜一憂しないこと”
* 為替は日々変動します
* 「今が高い?安い?」はプロでも読めない
* だからこそ「少しずつ買って、少しずつ持って、長く付き合う」のがコツ
💡この考え方、投資の世界では「ドルコスト平均法」って呼ばれてますよ♪
✨まとめ:円高=買うチャンス/円安=高く戻せる
たしかにあの頃(1980〜90年代前半)、記憶がよみがえる~遠い目
- パリのブランド店に日本人が列を作る
- ハワイの不動産が日本人に買い占められる
- “円で何でも買える”という万能感が漂っていた
まさに円の価値が世界でトップクラスに強かった時代でした。
その背景には、
- 1ドル=80円台までいった超円高
- 日本の経済絶好調(貿易黒字モリモリ)
- 海外のモノが円で安く買えるから、高級品がどんどん輸入される
…という条件がそろっていたんです。
💴ゼニー叔母さんの解説:
「アンタたち、あの頃は“円さえ持ってれば無敵”みたいな顔してたのよ。
でもね、世界は回ってるの。通貨の力関係もね」
💡じゃあ今は?
いまは円安が進み、あの頃のように海外で“安く買える”どころか、逆に高くつくようになりました。その立場が中国などの経済成長国に移っただけの話。
日本は今、“爆買いされる側”になっています。
ここでマリモのひと言:わたしは海外旅行にも、バブルにも無縁でしたが。
マネーゲームやブランド志向に流されず、社会の動きを見つめながら、自分にとってちょうどいい“お金との距離感”を探す。これは今の時代、むしろいちばん求められている感覚なのかもしれません。
マリモ的には純金積立が楽しいです。月々2000円、ボーナス時に1万円をコツコツ積立ています。うかうかしているとすぐに浪費してしまう額です。
ネット銀行なので、現物を買っているわけでもないですが、金相場をチェックしたり一丁前です。それでも銀行の金利の何千倍にはなりますし、いざという時に1gから売却できます。
今は、円は安いし、金もどんどん高くなっているし、リスクもあるのですが、興味を持つことが大事。その時が動く時だと思っています。
一番最初は「不滅貯金」で自分に支払い、残りをどう配分するかです。不滅貯金についてはこちら
浪費をして、価値のないものを買うくらいなら、少々のリスクは覚悟の上で価値のある投資に回し、長期間の運用、それが豊かさへの道なのかもしれません。
私の周りにはそんなお金の知恵を教えてくれる人はいませんでした。ネットの時代になったからこそ、知れたんです。有り難いですね。
きっと円高の時、仕込んでいた人はホクホクしているのでしょうね。
円高=買うチャンス/円安=高く戻せる…これで日本政府はガッポリと儲けたのです。財政難なんて大ウソ、という話を耳にしました。空耳かな?
マリモのつぶやきでした。
💡まとめ:ゼニー叔母さんは言いました。
💴「円に愛着があるのもわかるけど、
たまには外貨にも目を向けなさいな。
人生と一緒よ。日本だけで完結しようとしないの」
だからと言って「時代がどっちに振れても、あたしを“モノサシ”にしないこと。
アンタの心が“豊か”なら、それがいちばん価値ある通貨よ」
……というわけで、わたしは少額からゼニー叔母さんとお付き合いしてみることにしました。何事も経験、まずは小さな一歩からです。
最初はぎこちなくても、“知らない世界に一歩踏み出す勇気”をくれたのは、やっぱり、あのカネコちゃんの親戚だったからかもしれません。
次回に続きます。
あなたの大切な時間を使ってお読みいただきありがとうございました。