メンタルヘルス

「脳はいつだって今しか生きていない」だったら、笑っちゃう未来を生きよう

星の数ほどあるブログの中から、今日もここにたどり着いてくださりありがとうございます。

合言葉は「老化もまた進化」。明るく生きるための小さなヒントを、今日もおすそわけします。

 

合わせ鏡って不思議ですよね。

 

夜更けに、ふと合わせ鏡をのぞき込んだことがあります。

奥へ奥へと同じ自分が続いてゆく、不思議で少し怖い世界。

永遠に連なるその姿は、時の迷宮のようでもありました。

 

けれど、そこでひとつ微笑んでみたのです。

すると、一瞬にして無限の自分がすべて笑顔へと変わりました。

 

そのとき私は気づきました。

「今」という表情が、過去にも未来にも響いていくんだ――。

 

まるで合わせ鏡のように、脳もまた過去と未来を“今”に映し出しているのかもしれません。

 

だからこそ、この瞬間をどんな表情で生きるかが大事。

 

この気づきから、今日のお話につながります。もしよかったら「脳のタイムトラベルマシン」に乗って、未来の楽しいビジョン、一緒に描きます?

 

脳は「今の名人」だった⁉

 

私たちはよく言いますよね。

 

* 「あの時の失敗が忘れられない」
* 「将来のことを考えると不安」

 

でも考えてみてください。

それを感じているのは、いつ?

 

…そう、「今この瞬間」なんです。

 

脳は「過去」も「未来」も、いちいち“今”に持ち込んでくる。

ある意味「タイムトラベルの達人」なんです。

 

MRIで調べると、過去を思い出してる時と未来を想像してる時、同じ回路がピカピカ光っているそうです。

脳にとっては「昨日の出来事」も「明日の予定」も、どっちも“今ここ”に上映されてる映画。

 

つまり──

* 過去は「記憶という今」
* 未来は「想像という今」
* そして私たちは「今しか生きられない」

 

という不思議なシステムの中にいるんですね。

 

 だったら、未来の行き先は選んじゃおう

 

どうせ脳が勝手にタイムトラベルするなら…

行き先を「最悪シナリオ」じゃなくて「笑っちゃうくらいハッピーな未来」にしてしまえばいいんです。

 

だって脳は単純。妄想でも「わーい現実だ!」と勘違いして、ワクワクホルモン(ドーパミン)を分泌し始めます。

 

身体が軽くなったり、表情がやわらいだり、行動も自然と明るくなったり。

 

妄想って…すごい。

いや、もはや無料の「幸せサプリ」じゃないですか。

 

 ハッピー未来妄想のアイデア集

 

1. ハイジごっこ

アルプスの少女よろしく、草原に寝転がって

 

空は青く、雲は羊みたいにのんびり浮かんでる

背中で地球を感じてる

そよ風がほっぺをなでて、遠くでカッコウが「カッコウ」といい感じに鳴いてる

となりには、焼きたてのパン

香ばしくてあつあつで、その上に…出ました!おじいさんの手作りとろ〜りチーズ!!

午後の光が、金色に輝きはじめる頃、あなたはふと、ハイジになった気分でこうつぶやきます

「ここにいるだけで、幸せだなぁ…」

そして夜は満天の星空を見ながら 干し草のべットで眠るのです

 

※パンとチーズは妄想なので、太りません。

 

この世界は、スイスのアルプスじゃなくても、どこでも作れるんです。

 

そして…妄想には、期限切れも年齢制限もナシ。むしろ人生の熟成と共に、味が出て、香りが増して、とろ〜り度も上がる!

 

2. 未来の自分から手紙ごっこ

「○年後のあなたです。あの時いっぱい笑ってくれてありがとう。今めちゃ幸せ!」と未来の自分から便りが届くイメージ。

 

3. なりきりごっこ

今日は「グランマ・モーゼス」になったつもりで絵を描く。

画像はイメージです

 

グランマ・モーゼス(Grandma Moses)は、アメリカの女性素朴派画家で、本名はアンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス。

 

なんと70代から絵を描き始め、80代で世界的に有名になったという超遅咲きのアーティストです。

 

彼女の絵は、田舎の風景や季節の行事をいきいきと描いた温かく素朴なタッチが特徴で、見る人の心をほっこりさせます。

 

歳をとっても、まだ始められることはたくさんあるのよ」という名言も残しています。

 

まさに“人生、いつからでも始められる”を体現したような人。彼女にあやかって、“遅咲き上等”マインドでいきましょう。

 

4. 小さな願いを膨らませる

「おいしいパン食べたい」→「パン屋で恋が始まる」→「パンと一緒に世界一周」までふくらませる。自由です(笑)。

 

5. 人の妄想をパクる

「縁側で猫と昼寝」っていいな…よし、自分の妄想にも猫を追加。

 

“好き”が未来をデザインする

未来をハッピーに描くコツは、自分の「好き」を知っていること。

 

子どもの頃に夢中になったこと、最近ときめいたもの、理屈抜きで「いいな」と思う人…。

 

そういう“好き”のかけらを拾い集めてリスト化すると、妄想が一気にカラフルになります。

 

付録をつけますね。

 

付録…その甘美な調べ  マンガキャラクターのグッズ、擦るとレモンの香りのするシールなど集めて大事にしていたものの、結局使わないで捨てる羽目になるあるある。

 

付録【あなたの「好きリスト」発掘ワーク】

「好きリスト」は自分のワクワクの種を見つけるコンパスになりますよ。次の質問を自分の心に問いかけてみて。

 

1. 子どものころ夢中になったことは?

(例:絵を描く、虫を観察、ままごと、空想の物語づくり)

 

2. 最近、時間を忘れて没頭したことは?

(例:植物の世話、文章を書く、動画編集、散歩)

 

3. 見ているだけで癒されるもの・気持ちが和らぐものは?

(例:花、公園、木漏れ日、猫、絵本、器、動画)

 

4. もし誰にも気を使わず、1日好きに過ごしていいなら?

(例:○○カフェ巡り、森で一日過ごす)

 

5. 理屈抜きで「いいなあ」「こうなれたらいいな」と感じる人や暮らし方は?

 

よかったら、一つでも気軽に答えてみてね。そこからあなたの“好き”が見えてきますから、それを膨らませて妄想に浸るのもよしです♪

 

妄想に芯が通ると、不思議と現実もそちらに引き寄せられていくんです。

 

まとめ

 

* 脳は「今しか知らない」名人。
* 過去も未来も“今上映中”の映画にすぎない。
* どうせなら上映するのは、笑っちゃうくらいハッピーな未来。

 

“好き”を明確にするには、子どもの頃の夢中体験、最近のときめきメモ、憧れの人物の共通点、評価抜きでやってみたいことなどを考える。

 

脳が勝手に未来を旅するなら、旅先を選ぶのはあなたです。

 

どうせなら、不安よりハッピー、絶望よりチーズフォンデュ。

そんな軽やかな未来にしてしまいませんか?

 

脳はきっと、ニヤニヤしながら「は~い よろこんで~」と信じ込んでくれますよ。

 

✨読んでくださってありがとうございました。

あなたの未来妄想が、今日の小さな元気につながりますように。

 

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