星の数ほどあるブログの中から、当ブログにお越しくださりありがとうございます。「老化もまた進化」を合い言葉に明るく生きるためのヒントを愛を込めて綴ります。
まるで運命の赤い糸……いや、Wi-Fiの電波のように、見えないけれどしっかり繋がっているご縁ですね!
年を取ることの素晴らしい贈り物のひとつに、「深まる優しさと共感力」があります。
若い頃には見えなかったものが見えるようになり、聞こえなかった声が聞こえるようになる。これこそが、年齢を重ねることで手に入る「人生の奥行き」なのかもしれませんね。
なぜ、年を取ると優しさと共感力が深まるのか?
人生経験の積み重ねが、痛みを理解させてくれるから。
若い頃は、自分のことで精一杯だったり、経験していないことにはピンとこなかったりします。でも、歳を重ねると、悲しみも喜びも、裏切りも感謝も、たくさんの感情を経験しますよね。
その分、人の痛みや苦しみに対して「わかるよ」と心から思えるようになる。これが、優しさと共感力の源泉です。
あらゆる場面で「この人も頑張ってるんだなぁ」と思えるようになるんです。コンビニの店員さんにも、「今日もお疲れさま!」と心の中でエールを送る余裕が生まれるというもの。
「勝つこと」より「分かち合うこと」が大切だと気づくから
つい「あの人に勝ちたい」「成功しなきゃ」と思いがちだった若かりし頃。でも、長い人生の中で、勝つことがすべてじゃないと気づく瞬間があります。
すると、他人を蹴落とすのではなく、「どうしたら一緒に笑えるか?」と勝ち負けよりも「分かち合い」を大切にするようになるんですね。
たとえば、カラオケでマイクを握る時間の奪い合いをしていた20代。でも今では、人が歌っているときに手拍子をしたり、「いや〜、上手いね!今度デビューしちゃう?」なんて言える余裕がある。(そして、デビューすることはほぼない。)
人との繋がりや、何気ない日常の温かさこそが、本当の幸せだと感じるようになるのです。
自分の不完全さを受け入れられるようになるから。
若い頃は「完璧じゃなきゃ」と焦ることもありますが、歳を重ねると「まあ、人間だもの」と思えるようになります。
すると、自分に対して優しくなれる。そして不思議なことに、自分に優しくなれると、人にも優しくできるんですよね。共感力は、まず自分をゆるすところから始まるのかもしれません。
「歳を取ってよかったな」と思う瞬間
さて、最近「歳を取ってよかったな」と思う瞬間があったのでシェアしますね。
ある日、 友人と話をしていた時、今見ているドラマから映画の話になりました。
私が「昔の映画で、今でもたまに見返すお気に入りがあるんだ」と話すと、友人は「へぇ、どんな映画?」と興味津々。そこで、その映画から得た大切なメッセージを語りました。
「自分のペースで生きていいんだよ」
すると、友人の表情が一瞬曇ったかと思いきや……次の瞬間、パッと明るくなりました。
「自分の周りはすごい人ばかりで、比べて落ち込んでたのかもしれない。でも、自分のペースでいいんだね!」
この瞬間、言葉は多く交わさなくても、「分かり合えた」と感じたのです。
若い頃は、「ちゃんと説明しなきゃ!」と思っていたけれど、今では、「察する」「感じる」ことの大切さを知る。それこそが、深い優しさと共感力の証なのかもしれませんね。
まとめ 「優しさと共感力」の素晴らしさ
✔ 相手の言葉の裏にある「本当の気持ち」に気づける
✔ 多くを語らなくても伝わるものがある
✔ 「寄り添うこと」を大切にできる
✔ 誰かの小さな幸せを一緒に喜べる
✔ 過去の自分を責めず、今を楽しめるようになる
これらの力が深まると、人間関係が温かくなり、人生そのものが豊かになる。 それこそが、歳を重ねることの「最大のご褒美」 なのかもしれません。
人生の宝物は「分かち合うこと」
映画のワンシーンのように、ある言葉が誰かを照らす光になることがある。
そう考えると、「年齢を重ねる」ことは、人生という映画のクライマックスに向かう大切なプロセス なのかもしれませんね。
つまり、私たちは今、人生の名作を作っている最中!
年齢を重ねることに、ワクワクしながら生きていきましょう。
この映画の話が、またいつか、別の誰かを照らす光になったらうれしいです。こちらの記事もご覧くださると幸いです。 「後悔しないように今この瞬間を丁寧に生きる」とは
あなたの大切な時間を使ってお読みいただきありがとうございました。