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感謝日記を手書きしてみた驚愕の結果

2023年8月18日

星の数ほどあるブログの中から、当ブログにお越しくださりありがとうございます。

 

 

「老化もまた進化」を合い言葉に還暦過ぎの目線で老いの魅力を愛をこめて綴ります。

 

 

あなたは、いい本を読んでとても参考になったなぁ、で終わらせることはありませんか?

 

 

それモッタイナイですよ。

 

 

何か小さくても行動に移してみませんか?たとえば、感謝日記をつけるとか…というご提案です。

 

 

目標を手書きにするだけで凄い達成率

 

『自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング』アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ著を参考にこの記事を書きました。

 

 

新たな視点で物事を見られるようになり、とても参考になる本でした。

 

 

その中に、「目標を手書きした時とキーボードでタイプした時の達成率を比べた実験」というのがあります。

 

 

手書きするだけで、目標の達成率は42パーセントも上がる

 

 

その理由とは!?

 

 

一般的にキーボードでタイプするのに必要な指の動作は8種類です。

 

 

一方、手書きする時に必要な指の動作は1万種類もあるというのです。

 

(えっ、そんなに差があるの?)

 

 

手書きは、動作に対応する神経の働きがずっと多くなるので、目標の達成率に大きく影響するということです。

 

 

達成意欲が飛躍的に高まる手書きの凄さ

 

 

キーボードでタイプするのがカタログを読むようなものだとしたら、手書きは実際にその体験を脳に刻み込むくらい違います。

 

(えっ!そんなに違うの!?と読むたびに目からウロコがポロリポロリ、独り言多めでごめんなさい)

 

 

手書きをするとRASが活性化されるからです。

 

 

RAS(ラス)というのは、脳のフィルターのような機能です。RASの指示を受けた潜在意識が目標達成に向けて働き出すという仕組みです。

 

 

たとえば、あなたにお孫さんがいて、ベビーカーに乗せて散歩をするとしましょう。

 

 

すると、ベビーカーの赤ちゃん、おばあちゃんと孫が次々と目に飛び込んでくるでしょう。少子化というけれど、こんなに赤ちゃんがいるんだなぁと思うはずです。

 

 

また、男性なら欲しいと思っている車がいたるところで目に付くなどです。あなたの興味・関心のあるものをRASが探し出してくれるんですね。凄い機能です。

 

 

目標ならどうすれば可能になるか、欲しい物なら物そのものを探し当ててくれるのがRASです。

 

 

さらに手書きにすることで、目標に対する思い入れがぐっと強くなるというのです。

 

 

あなたは、どうすれば目標がかなうのか考えなくてもいい、むしろ考えてはいけないのです。

 

 

RASにおまかせです

 

 

手書きで書いた目標リストをたまに読み返すとさらに効果的、自動的にらくらくと達成できるということです。

 

 

感謝日記をつけています

 

 

 

じつはこの本をはじめて読んだのは2年ほど前になります。本当かな?本当ならうれしいなと思ってはじめたのが感謝日記です。

 

 

その頃、達成したい目標やほしい物もありましたけれど、あえて感謝日記をつけてみようと直感がひらめいたのです。

 

 

それというのも、わたしはもともとネガティブなことを探し出す天才で、実際ネガティブを引き寄せていたある意味、引き寄せのプロです。

 

 

他人の前ではニコニコしていても、内側は怒りや悲しみであふれていました。しかも自分で引き寄せていたのに誰かのせいにする被害者意識の塊でした。

 

 

最悪の出来事は、そんな愚かなわたしに超強烈なお灸をすえてくれたとも言えます。そろそろ「気づけよ」と。

 

 

最悪と最善は裏と表

 

 

物事には裏と表の両面があります。感謝日記には、出来事の裏、ネガティブな側面ばかり見る習慣をぐるっとひっくり返す効果があります。RASの「ネガティブフィルター」をひっくり返して、「感謝フィルター」に替えます。意識的に替えると決めることが大切です。

 

 

感謝日記というツールを通して、脳に起こるポジティブな変化については、科学的に非常に興味深いことがわかっています。

 

 

まず、感謝を感じることで脳内で「セロトニン」や「ドーパミン」といった神経伝達物質が増加。これらは幸せや満足感に関わり、気分を良くし、ストレスを減らす働きがあります。

 

 

日記に感謝を記すことで、これらの物質が頻繁に分泌されるようになり、ポジティブな気持ちがより強く、長続きするようになります。

 

 

さらに、脳は「可塑性・かそせい」という特性を持っており、繰り返し行う行動や思考に応じて神経回路が再構築されます。

 

 

感謝する習慣を続けると、脳は自然と「感謝を見つける回路」を強化します

 

 

これが感謝できることに意識が向かいやすくなる理由です。つまり、感謝を感じることが自動的にできるようになるということです。

 

 

また、感謝は「扁桃体」と呼ばれる脳の部分に対しても影響を与えます。扁桃体は恐怖やストレスに関わる部分ですが、感謝を感じるとその活動が抑えられるため、不安やストレスが軽減されます。

 

 

こうした脳の変化が、あなたの生活の中にポジティブな影響を広げるのです。感謝を感じることで心が穏やかになり、毎日がさらに豊かなものになっていきます。感謝のパワーは本当に素晴らしいです!

 

 

ですが、自分で必死に探すわけではありません。自動的に目に入ってくるようになるのが肝です。

 

 

なんのことはない、感謝できることはすでに周りいっぱい存在しています。チルチルミチルの青い鳥みたいなもので、はじめから青い鳥はいたのに、RASが弾き返していたので、気がつかなかったというオチです。

 

 

さいごに

 

人はどうしても、日々の暮らしが当たり前になり、災害にあったり、災害のニュースを見て、改めて電気や水やガスが当たり前に使えるふつうの暮らしのありがたみに気づきます。

 

 

あるいは、病気になってはじめて健康のありがたみに気づくこともありますね。それも一つの気づきです。ですが、そうなる前に「ありがたい」に気づける脳の回路を創ることもできます。

 

 

寝る前の1分間ほどをつかって、今日あった感謝だなぁと思ったことを手書きでしたためます。たった3行、箇条書きでOKです。

 

 

本当は「感謝する」という言葉が好きじゃなかったんです。よく スピリチュアル系の人が口 酸っぱくして言ってますよね。「感謝しなくては」「感謝できない自分はだめなんだ」と思ってしまっていたから。

 

 

人から言われてできるようなものじゃない、そうじゃなく、意識のフィルターを変えることからです。これはスキルです。スキルは磨けば向上します。

 

 

最初は意識して感謝を探していました。何でもいいんです。一粒のチョコレートがおいしい、暖かな日差しがうれしい、お日様に感謝、洗濯物がカラっと乾いて感謝・・・

 

 

きれいなお水がいつでも飲める、温かな布団にくるまって安心して寝ることができてうれしい、感謝・・・

 

 

毎日、お仕事を頑張っている家族に感謝、家族のいいところ3つあげよう、親にも感謝、ご先祖様にも感謝・・・

 

 

そのうち意識しなくても、心の底からじわじわと感謝の気持ちがわいてきて3つどころじゃおさまらなくなるイメージです。

 

 

その習慣を続けていたら、じわじわと感謝にあふれる現実に気がつけるようになるのです。感謝が感謝をどんどん呼んでくれているようです。感謝の引き寄せが発動し始めます。

 

 

マリモの場合、精神面でも、ネガティブなことにフォーカスしなくなったので、ネガティブな情報を聞いてもふ~~ん、そんなこともあるのだなと感情がいちいち揺さぶられなくて済みます。

 

 

2020年2月頃から始まった例の感染症の大騒動。以前なら、心配に心配を重ね、病気を引き寄せてしまったかもしれませんが、実際はほとんど影響されませんでした。

 

 

おとなしく家に籠って「おうち時間」という状況を楽しんでいました。ネガティブを引き寄せるプロだったマリモがですよ!こんなに効果があるとは。これには驚愕しました。

 

 

重度のネガティブ病だったので、やっとニュートラル状態に戻ったくらいです。それでも、すべてにおいて今の自分にちょうど良い暮らしと当り前じゃない幸せをかみしめています。

 

 

とても穏やかで拍子抜けするくらいです。「本当の幸せ」って案外そんなものかもしれませんね。

 

 

それでも、ネガティブな気分になるときにはこんな方法でバランスをとって、スッキリしています。

 

【朗報】ネガティブ専用ノートに書き出したらスッキリしました! 

 

 

今年もあっという間に8月半ば、時の経つのは早いものです。良かったら実験だと思って、感謝日記を手書きで書いてみるのはいかがですか?何かしらのポジティブな変化が起こるはずです。

 

 

お読みいただきありがとうございました。

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