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感謝日記を手書きしてみた驚愕の結果

星の数ほどあるブログの中から、当ブログにお越しくださりありがとうございます。

 

 

「老化もまた進化」を合い言葉に還暦過ぎの目線で年齢を重ねることの魅力を愛をこめて綴ります。

 

 

あなたは、いい本を読んでとても参考になったなぁ、で終わらせることはありませんか?

 

 

それモッタイナイですよ。

 

 

何か小さくても行動に移してみませんか?たとえば、感謝日記をつけるとか…というご提案です。

 

 

目標を手書きにするだけで

 

『自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング』アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ著を参考にこの記事を書きました。

 

 

新たな視点で物事を見られるようになり、とても参考になる本でした。

 

 

その中に、「目標を手書きした時とキーボードでタイプした時の達成率を比べた実験」というのがあります。

 

 

手書きするだけで目標の達成率は

42パーセントも上がる

 

 

その理由とは!?

 

 

一般的にキーボードでタイプするのに必要な指の動作は8種類です。

 

 

一方、手書きする時に必要な指の動作は1万種類もあるというのです。

 

(えっ、そんなに差があるの?)

 

 

手書きは、動作に対応する神経の働きがずっと多くなるので、目標の達成率に大きく影響するということです。

 

 

手書きの凄さ

 

 

キーボードでタイプするのがカタログを読むようなものだとしたら、手書きは実際にその体験を脳に刻み込むくらい違うというのです

 

(えっ!そんなに違うの!?と読むたびに目からウロコがポロリポロリ、独り言多めでごめんなさい)

 

 

手書きをするとRASが活性化されるからです。

 

 

RAS(ラス)というのは、脳のフィルターのような機能です。

 

RASの指示を受けた潜在意識が目標達成に向けて働き出すという仕組みです。

 

 

たとえば、あなたにお孫さんがいて、ベビーカーに乗せて散歩をするとしましょう。

 

 

すると、ベビーカーの赤ちゃん、おばあちゃんと孫が次々と目に飛び込んでくるでしょう。

 

少子化というけれど、こんなに赤ちゃんがいるんだなぁと思うはずです。

 

 

また、男性なら欲しいと思っている車がいたるところで目に付くなどです。

 

あなたの興味・関心のあるものをRASが探し出してくれるんですね。凄い機能です。

 

 

目標ならどうすれば可能になるか、欲しい物なら物そのものを探し当ててくれるのがRASです。

 

 

さらに手書きにすることで、目標に対する思い入れがぐっと強くなるというのです。

 

 

あなたは、どうすれば目標がかなうのか考えなくてもいい、むしろ考えてはいけないのです。

 

 

RASにおまかせです

 

 

手書きで書いた目標リストをたまに読み返すとさらに効果的、自動的にらくらくと達成できるということです。

 

感謝日記をつけています

 

 

 

じつはこの本をはじめて読んだのは2年ほど前になります。本当かな?本当ならうれしいなと思ってはじめたのが感謝日記です。

 

 

その頃、達成したい目標やほしい物もありましたので、感謝日記をつけてたらどうなるか実験してみようと直感がひらめいたのです。

 

 

それというのも、わたしはもともとネガティブなことを探し出す天才で、実際ネガティブを引き寄せていたある意味、引き寄せのプロです。

 

 

他人の前ではニコニコしていても、内側は怒りや悲しみであふれていました。しかも自分で引き寄せていたのに誰かのせいにする被害者意識の塊でした。

 

 

最悪の出来事は、そんな愚かなわたしに超強烈なお灸をすえてくれたとも言えます。そろそろ「気づけよ」と。

 

 

最悪と最善は裏と表

 

 

物事には裏と表の両面があります。

 

感謝日記には、出来事の裏、ネガティブな側面ばかり見る習慣をぐるっとひっくり返す効果がありました。

 

RASの「ネガティブフィルター」をひっくり返して、「感謝フィルター」に替えるのです。

 

意識的に替えると決める、意図することが大切です。

 

 

感謝日記というツールを通して、脳に起こるポジティブな変化については、科学的に非常に興味深いことがわかっています。

 

 

まず、感謝を感じることで脳内で「セロトニン」や「ドーパミン」といった神経伝達物質が増加。

 

これらは幸せや満足感に関わり、気分を良くし、ストレスを減らす働きがあります。

 

 

日記に感謝を記すことで、これらの物質が頻繁に分泌されるようになり、ポジティブな気持ちがより強く、長続きするようになります。

 

 

さらに、脳は「可塑性・かそせい」という特性を持っており、繰り返し行う行動や思考に応じて神経回路が再構築されます。

 

 

感謝する習慣を続けると、脳は自然と「感謝を見つける回路」を強化します

 

 

これが感謝できることに意識が向かいやすくなる理由です。

 

つまり、感謝を感じることが自動的にできるようになるということです。

 

 

また、感謝は「扁桃体」と呼ばれる脳の部分に対しても影響を与えます。

 

扁桃体は恐怖やストレスに関わる部分ですが、感謝を感じるとその活動が抑えられるため、不安やストレスが軽減されます。

 

 

こうした脳の変化が、あなたの生活の中にポジティブな影響を広げるのです。

 

感謝を感じることで心が穏やかになり、毎日がさらに豊かなものになっていきます。

 

感謝のパワーは本当に素晴らしいです!

 

 

ですが、自分で必死に探すわけではありません。自動的に目に入ってくるようになるのが肝です。

 

 

なんのことはない、感謝できることはすでに周りいっぱい存在しています。

 

チルチルミチルの青い鳥みたいなもので、はじめから青い鳥はいたのに、RASがはじき返していたので、気がつかなかったというオチです。

 

結局、達成したい目標やほしい物はどうなったかというと、少しずつ近づいている実感はあります。

 

そして、欲しいものは何故かほとんどなくなりました。

 

さいごに

 

人はどうしても、日々の暮らしが当たり前になります。

 

そして、災害にあったり、災害のニュースを見て、改めて水や電気やガスが使えるふつうの暮らしのありがたみに気づきます。

 

あるいは、病気になってはじめて健康のありがたみに気づくこともありますね。

 

それも一つの気づきです。

 

また、忘れて当たり前になり、気づいての繰り返しなのかもしれません。

 

ですが、日頃から「ありがたい」に気づける脳の回路を創っておくこともできるんです。

 

 

寝る前のほんの1分間をつかって、今日あった感謝だなぁと思ったことを手書きでしたためます。

 

たった3行、箇条書きでOKです。

 

 

ここで、小さなカミングアウト。

 

わたし、本当は「感謝する」という言葉が好きじゃなかったんですよ。

 

よく スピリチュアル系の人が口 酸っぱくして言ってますよね。

 

でも、感謝できないこともあるじゃん、と「感謝できない自分はだめなんだ」と思ってしまっていたから。

 

 

そもそも、感謝って、人から言われてできるようなものじゃない、そうじゃなく、気がつくことからです。

 

これはスキルです。スキルは磨けば向上します。

 

最初は意識して感謝を探していました。

 

何でもいいんです。

 

一粒のチョコレートがおいしい、暖かな日差しがうれしい、お日様に感謝、洗濯物がカラっと乾いて感謝・・・

 

 

きれいなお水がいつでも飲める、温かな布団にくるまって安心して寝ることができて有り難い、感謝・・・

 

 

毎日、お仕事を頑張っている家族に感謝、家族のいいところ3つあげよう、親にも感謝、ご先祖様にも感謝・・・

 

 

そのうち意識しなくても、心の底からじわじわと感謝の気持ちがわいてきて、3つどころじゃおさまらなくなるイメージです。

 

 

その習慣を続けていたら、すでに感謝にあふれる現実に生きていた!と気がつけるようになるのです。

 

感謝が感謝をどんどん呼び込んでくれているようです。

 

引き寄せてって、仲間を呼び寄せること。

 

感謝の呼び寄せが発動し始めます。

 

 

たとえば、逆に、ささくれだった気持ちが続くと、同じような仲間を呼び寄せます。

 

インターネットではすぐにわかります。

 

いつの間にか不平不満、罵詈雑言の変なサイトに入り込んでしまうことも。

 

ネガティブの力は予想以上に強力です。気づいたらすぐ退散しましょう。

 

 

マリモの場合、感謝日記のおかげか、そんな情報を聞いてもふ~~ん、そんなこともあるのだなと感情がいちいち揺さぶられなくて済むようになりました。

 

 

2020年2月頃から始まった例の感染症の大騒動も、おとなしく家に籠って「おうち時間」という状況を楽しんでいました。

 

 

ネガティブを引き寄せるプロだったマリモがですよ!こんなに効果があるとは。これには驚愕しました。(笑)

 

 

重度のネガティブ病が、やっとニュートラル状態に戻ったくらいです。それでも、すべてにおいて今の自分にちょうど良い暮らしと当り前じゃない幸せをかみしめています。

 

気分が上々だと、同じような明るくて軽やかな人を呼び寄せます。

 

 

とても穏やかで拍子抜けするくらいです。「本当の幸せ」って案外そんなものかもしれませんね。

 

 

たまに、ネガティブな気分になるときにはこんな方法でバランスをとって、スッキリしています。

 

【朗報】ネガティブ専用ノートに書き出したらスッキリしました! 

 

 

今年もあっという間に8月半ば、時の経つのは早いものです。

 

良かったら実験だと思って、感謝日記を手書きで書いてみるのはいかがですか?

 

何かしらのポジティブな変化が起こるはずですよ。

 

 

お読みいただきありがとうございました。

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