星の数ほどあるブログの中から、当ブログにお越しくださりありがとうございます。「老化もまた進化」を合い言葉に明るく生きるためのヒントを愛を込めて綴ります。
「日々を丁寧に生きる」という言葉、シンプルなようで少し抽象的ですよね。言葉にしてしまうと、あまりピンとこないかもしれませんが、具体的に考えてみると少しずつその意味の深さが見えてきます。
結論から言いますと、「後悔しないように今この瞬間を丁寧に生きる」とは、「自然体で生きること」だと思います。
過去を振り返りすぎても、未来の不安にとらわれすぎても、どちらも心が乱れやすくなりますよね。でも、今この瞬間を丁寧に過ごすことで、自分自身がしっかりと地に足をつけた「自然体」でいられる。これが、心の安定や満足感につながるのだと確信しています。
少し心を込める
まず、「丁寧に生きる」には、日常の小さな瞬間に意識を向けることです。たとえば、朝食を食べるときに、急いだり、テレビやスマホなど何かしながら食べるのではなく、一口一口の味や食感を感じながら食べること。
少し大げさかもしれませんが、一口食べたら箸をおいて味わいながらよく噛んで食べるなどです。また、洗い物をするときも、ただ「終わらせる」ためにやるのではなく、水の感触や食器の手ざわりを感じながら、そこに少し心を込めることです。
さらに言うと、今ここにある瞬間を大切にし、その瞬間に感謝するような気持ちで過ごすことだと言えるでしょう。
それは、まるで時間がゆっくりと流れているような感覚を持ちながら、日常のあらゆることを少しずつ深く味わうことです。大切なのは、結果や効率に囚われすぎないこと。
そんなの、忙しい朝にやってられないよという声も聞こえてきそうですが、何か特別なことをするというより、ほんの少し心を込めることなら・・・できそうではありませんか。
周波数を一定に保つコツ
周波数やエネルギー、波動というのは、目には見えなくても、私たちが日々の生活の中で「感じ取る」ものです。とくに、誰かの近くにいるだけで感じる雰囲気や空気感は、まさにその人が放っている「周波数」とも言えます。
たとえば、イライラしている人の近くにいると、自分まで疲れてしまい、その場から離れたいとまで思うでしょう。
逆に、穏やかな人のそばにいると自然と心が落ち着き、今まで人に話したことのないことまで話してしまった、そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。
それは、人が持つ周波数が、無意識のうちにわたしたちに影響を与えているからなのです。
「日々を丁寧に過ごすことで周波数が一定に保たれる」という考え方もあります。そんな世界観を体現している映画が「かもめ食堂」だと思うんです。
フィンランドの首都ヘルシンキで食堂を切り盛りする主人公サチエの日々の暮らしを淡々と描いています。
日々の生活を通じて、穏やかで自然体なエネルギーを大切にすること、これこそが、わたしたちが豊かに生きるための鍵なのかもしれないと気づかせてくれます。
それなりに年齢を重ねた今だからこそ、じんわりと心に響いてくるのです。
北欧の食器やインテリアも魅力的だけど、なにより、サチエさんのお料理の手際の良さが見ていて心地いい、そして、いつもマイペース。
地元のフィンランドの人たちが「この新しい場所はなんだろう?」とのぞきこんでいるだけで入ってこようとしないけれど、いつも笑顔で淡々と作業をこなしているサチエさんです。
料理を「淡々と」作るというのは、とくに感情的にならず、着実に手順をこなしていく姿勢の」現れ、それもリラックスしながらです。
そんな小さなお店は、いつも穏やかな周波数が漂っています。観ている側も自然とその「周波数」に引き込まれるような気がします。
主人公は自分のしたいことをしてるだけ。それが、地味な味わいの食堂であり、プールで泳ぐことだったり。
そして、お金を追いかける働き方をしていないから、目先の利益を追いかけることがない、生きるための労働「ライスワーク」ではなく、生きがいを得るための労働「ライフワーク」なので焦りやがつがつした感じが微塵もない。
そのうち、日本アニメ好きの青年が一人毎日のようにやってくるようになり、日本人女性が一人また一人と加わり、人が引きよせられるように集まってくるというこれといった出来事やストーリーもないのが妙に落ち着くわけです。
その正体は何か?
自然体に尽きるのです。
サチエを演じた小林聡美さんのエッセーもまた自然体 「私は私のために料理をする。そこにとりわけ感情はない。お腹が空くから料理する・・・朝のスクランブルエッグは、塩も使わない。バターの風味と卵の味で、十分美味しいことに気づいた・・・手の込んだものは外食で、と決めて、家では徹底して簡潔に。
かと思えば、おやつをわざわざ手作りしたり、果物をジャムにしたり、豆を煮たり、そういう作業はまったく苦にならないのだった。・・・それらは言ってみれば余暇のようなもので、生命の維持に直接関係ないからだろうか。
それに「こんなに砂糖を使うのか」とか「こんなに嵩が増えるとは」など、地味な発見があり、まるで実験をしているような愉しさだ。誰にも急かされず、生命の維持にも直接関係のない、切羽つまらないこれらの活動は愉快である」
このように、自然体でいられることが、いちばん心地よい周波数を保つためのコツのように思えるのです。
無理にポジティブでいる必要もなく、淡々とした日常に丁寧に向き合うことで、周りの空間も整い、自分自身もバランスが取れる。それが、心の安定につながるのでしょうね。
まとめ
わたしたちは時々、他人の期待や社会のプレッシャーに応えようとして、少し無理をしてしまうことがあります。ですが、自然体でいると、それらの外的な要因に左右されずに、自分のペースで、そして自分の心に素直に向き合って生きることができるんです。
未来のことを心配したり、過去を悔やむよりも、今この瞬間に集中することで、自然体に戻りやすくなります。そして、その積み重ねが結果として後悔しない人生につながるのだと思います。
後悔しないように今この瞬間を丁寧に生きることというのは、「自然体で生きること」自然体でいるというのは、無理をせず、自分らしく、ありのままの自分を受け入れることです。
一見すると難しそうですが、実はそんなに大げさなことではなく、毎日、目の前のことに心を込めて取り組み、今という時間をできる限り意識すること。
それは、たとえば朝、カップを持つ手の感触や、庭に咲く花の香りや鳥のさえずりに注意を払うような、ほんのささやかな行為から始まるのかもしれませんね。
少しづつ、一歩一歩、あなたのペースで。「今」を大切にする心は、未来の幸福への道しるべになることでしょう。
光のメッセージ「あるがままに」
今回はちゃぶ台をひっくり返しません。飛ばします、常識のはるか彼方へ!
わたしの尊敬する津留晃一さんのメッセージ「あるがままに」より、詩のように美しい光のメッセージをご堪能ください。
大切なことは自分が自分であること
どの瞬間もただ自分のままであり続けることです
自分でいて下さい。自分のままでいて下さい
自分そのままで、ありのままで
ありのままにいることの美しさに気付いて下さい
ありのままでいることの気楽さを知って下さい
ありのままでいることの楽しさを堪能して下さい
今そこが、その瞬間がすでに完全です
今はその不自由ささえ感じてみたくて、そこにそうしているだけです
自分を愛しなさい、大切にしなさいというのは
あなたの外部に何か別のプラスを求めなさいという事ではなく
あなたが今どんな環境にいたとしても
今のその瞬間が最高である事を知りなさいという事です
今そこがあなたの意識の進化にとって最高の環境だからです
あなたが今、最高の環境にあると満足しているときに
その環境が破壊されたとしたら
そこもまたその瞬間が最高であることを疑わないでいると
「一体何が起きたのだろう」
「この破壊によって私には一体どんな学びが出来るのだろう」と
いつもただ起きてくることをワクワクと楽しめるようになってきます
それがあなたの悟りです。自分を大切にするという事です
自分を最高にいたわるということです
あなたが今そのままで最高であるように
あなたのまわりにいるどの他人も例外なく
今その瞬間が最高なのです
たとえ今怒り狂っているように見える人がいたとしても
その人の進化にとってそれがよいことだから起こっているわけです
自分が自分であるとは、普通であること
あなたにとってどんな特別な状態もないところ
最もいやすいところ、それがありのまま
あなたが最も他に貢献できるポジションです
今あるがままを愛して下さい
そのままの自分を受け入れて下さい
あなたの大切な時間を使ってお読みいただきありがとうございました。